初めてここまでフランスを感じた 『ラ・シーム』
本町のネオビストロ(って何?)、『ラ・シーム』。
3月にオープンして以来、周囲(特に飲食店関係者)の評価が
「あそこはスゴイ!」と高く、気になっていたお店。
珍しく相方と休みが合わせられたので、平日のランチへ当日予約で。
置いてある自転車もお店外観の一部ですかね。シンプルでお洒落。
店内に入ると、けっこう天井高いし広い。
へー本町にこんなハコあったんですねー。
内装にお金かけてる、って感じではないけれど、
フランス語のラジオ放送(?)や、ターブルドット、調度品などは、
パリの『Mon Vieil Ami』を思い出します。いかにも今のお店って感じ。
ランチメニューは1.5ヶ月ごとくらいに場所を変えて、
フランスの地方をテーマにしたコース1本。
この日はポワトゥ・シャラントとヴァンデ地方で4,800円。
サービス料や税は込みですが、大阪のランチでは
ホテル並みに強気の価格設定ですな。
評判の良さもあいまって、期待値高めで訪問。
・コニャック風味のサバイヨンとフォアグラのトースト添え
アミューズはフォアグラ。鴨の地方ですものねー。
口どけは良く、塩を強めにきかせてあり旨みたっぷり。
そしてこちらがサバイヨン。
コニャックはシャラントの名物ですしね。
いまだに「ネオビストロ」や「モダンビストロ」ってのが
いまひとつ掴めてない僕ですが、おぼろげながら
このサバイヨンに象徴されるんだろうなーと思う。
口に入れたときのファーストアタックが強く、甘みがある。
そして、後味がとても軽い。舌に残らないんですよね。
フォアグラにコニャック風味をつけるのが普通ですが、
あえて別にしたのは、フォアグラ自体の味も楽しませるため、なのかな?
パンにつけてもおいしいので、こういうスタイルも良いですね。
・ムール貝のムクラード
蒸し煮にしたムール貝に、色々な野菜のジュリエンヌ、
古代米にサフラン風味の泡ソース。
軽い口当たりですが、やはりインパクトのある一口目。
少し酸味を利かせ、淡い後味を残しつつ、やはり軽い余韻。
シャンパンの合いそうな味ですねぇ。
・モジェット豆とウサギのサントンジェ風
フランス語の料理名ならたいていは想像できるんですが、何ひとつわからない。
まあ、白いんげん豆ですな。これとウサギを軽く煮込んでるのかな?
エストラゴンのピュレソースに、ウサギの出汁をジュレで固めたもの。
写真上の方にあるフィルムに包まれたキャンディみたいなのはバター。
こちらを溶かしながら食べてくださいとのこと。
いまいち別にする意味はわからないんだけどね。
溶かしバターをサービススタッフが目の前でかける方が、
エンターテイメント性もあって良いと思うけど。
味の方はと言いますと、そこはかとなくフランスのビストロ。
大阪でこれほどフランスを感じた料理は始めてかも!
豆の苦味の残し方といい、ハーブの利かせ方といい、
甘い料理に慣れた日本人には苦手な味かもしれないけど、
これがフランスのビストロの味だと思うのです。
まあ、田舎に行くとこの4倍くらい量あるけど(笑)
ついでに言うと、ちょっとぬるいところもフランスクオリティですな(笑)
・うなぎの燻製と酸味の利いたシューエとクルトン
フレンチでうなぎといえば赤ワイン煮込みというくらい
定番だと思ってたんですが、なんと酸味のきいたソースとな。
盛り付けもちょんちょんとしててかわいいですね。
ここまでの料理はおいしいんだけど、まったくというほど日本ナイズされてなくて、
ちょっと取っ付きにくいところがあったような気がするのですが、
これはけっこう食べやすくておいしい料理。
うなぎもとてもあっさりとしてるし、シュークルート的な酸味のあるソースがよく合う。
これはいい料理ですね。
・鴨フィレ肉のロースト パイナップルのエキス
まあ、この地方ですから当然メイン料理は鴨ですな。
この鴨、すごくきめが細かくて、焼き加減も素晴らしい!
ジロールやじゃがいも(熱い)の付け合せもシンプルで好き。
パイナップルエキスのピュレは、僕的にはなくてもOKだけど、
メインらしい厚みを与えるためには必要なのかなとも思います。
これはシンプルにおいしい料理でしたね。
・グラスに入ったプラムとコニャック
ここにもコニャックの泡。何かのアイス的なもの、生地、ジャム状にしたプラム。
ふんふん、軽い味でデザートへの期待が高まりますね。
・トゥルトーフロマージュ レモンとシェーブルのアイス
わざと焦がしたチーズケーキに、シェーブルチーズのアイス。
紫の花がいかにもモダンフレンチですね。
チーズケーキはもさもさしてるけど、アイスをソース代わりにすれば問題ないか。
シェーブルのニュアンスはあるけど、臭みのないアイス。
ただ、正直なところ、料理に比べるとこれは見劣りすると思う。
普通のお店ならじゅうぶん美味しいと思えるんだけど、ここまで良かっただけにね。
それに、そもそもフランスの地方菓子ってよく言えば素朴、
悪く言えば大雑把に焼きました!みたいなのが多いから、
この洗練されたモダンフレンチのラストを飾るのは難しい気が...。
ちょっと惜しいかな。
・小菓子
メレンゲとフロランタン、マカロン。
えーっと・・・二人なのになぜマカロンだけ1個なんでしょう?
それぞれ悪くないんだけどね。日本にしては。
やはり料理がフランスを感じるだけに、あの
フランスのスイーツへの異常な愛着(執着?)も持ってきて欲しかったかな。
あのデザートまで含めて上り詰めていく感じが欲しい。
ちょっと最後で盛り下がってしまいましたが、
これもそれまでの料理がレベル高かったからこそ。
サーブしてくれたパティシエールも若いですし、まだこれからでしょう。
普通なら十分ハイレベルだと思いますので、これからに期待。
全体としてはとてもフランスを感じるというか、むしろ
「は?日本?何それ?(笑)」
というくらいフランスクオリティ。
良い意味でも悪い意味(温度とか豆の苦味とか)でも。
それが特に飲食業界の人からの評価が高い理由なんでしょうね。
大阪という一地方都市、特にフレンチと価格に異常に厳しい場所で、
変に日本ナイズされず、この路線でやっていって欲しいなーと思う次第です。
大阪では価格高い方ですが、「再訪アリ」のお店だと思います。
3月にオープンして以来、周囲(特に飲食店関係者)の評価が
「あそこはスゴイ!」と高く、気になっていたお店。
珍しく相方と休みが合わせられたので、平日のランチへ当日予約で。
店内に入ると、けっこう天井高いし広い。
へー本町にこんなハコあったんですねー。
内装にお金かけてる、って感じではないけれど、
フランス語のラジオ放送(?)や、ターブルドット、調度品などは、
パリの『Mon Vieil Ami』を思い出します。いかにも今のお店って感じ。
ランチメニューは1.5ヶ月ごとくらいに場所を変えて、
フランスの地方をテーマにしたコース1本。
この日はポワトゥ・シャラントとヴァンデ地方で4,800円。
サービス料や税は込みですが、大阪のランチでは
ホテル並みに強気の価格設定ですな。
評判の良さもあいまって、期待値高めで訪問。
・コニャック風味のサバイヨンとフォアグラのトースト添え
口どけは良く、塩を強めにきかせてあり旨みたっぷり。
コニャックはシャラントの名物ですしね。
いまだに「ネオビストロ」や「モダンビストロ」ってのが
いまひとつ掴めてない僕ですが、おぼろげながら
このサバイヨンに象徴されるんだろうなーと思う。
口に入れたときのファーストアタックが強く、甘みがある。
そして、後味がとても軽い。舌に残らないんですよね。
フォアグラにコニャック風味をつけるのが普通ですが、
あえて別にしたのは、フォアグラ自体の味も楽しませるため、なのかな?
パンにつけてもおいしいので、こういうスタイルも良いですね。
・ムール貝のムクラード
古代米にサフラン風味の泡ソース。
軽い口当たりですが、やはりインパクトのある一口目。
少し酸味を利かせ、淡い後味を残しつつ、やはり軽い余韻。
シャンパンの合いそうな味ですねぇ。
・モジェット豆とウサギのサントンジェ風
まあ、白いんげん豆ですな。これとウサギを軽く煮込んでるのかな?
エストラゴンのピュレソースに、ウサギの出汁をジュレで固めたもの。
写真上の方にあるフィルムに包まれたキャンディみたいなのはバター。
こちらを溶かしながら食べてくださいとのこと。
いまいち別にする意味はわからないんだけどね。
溶かしバターをサービススタッフが目の前でかける方が、
エンターテイメント性もあって良いと思うけど。
味の方はと言いますと、そこはかとなくフランスのビストロ。
大阪でこれほどフランスを感じた料理は始めてかも!
豆の苦味の残し方といい、ハーブの利かせ方といい、
甘い料理に慣れた日本人には苦手な味かもしれないけど、
これがフランスのビストロの味だと思うのです。
まあ、田舎に行くとこの4倍くらい量あるけど(笑)
ついでに言うと、ちょっとぬるいところもフランスクオリティですな(笑)
・うなぎの燻製と酸味の利いたシューエとクルトン
定番だと思ってたんですが、なんと酸味のきいたソースとな。
盛り付けもちょんちょんとしててかわいいですね。
ここまでの料理はおいしいんだけど、まったくというほど日本ナイズされてなくて、
ちょっと取っ付きにくいところがあったような気がするのですが、
これはけっこう食べやすくておいしい料理。
うなぎもとてもあっさりとしてるし、シュークルート的な酸味のあるソースがよく合う。
これはいい料理ですね。
・鴨フィレ肉のロースト パイナップルのエキス
この鴨、すごくきめが細かくて、焼き加減も素晴らしい!
ジロールやじゃがいも(熱い)の付け合せもシンプルで好き。
パイナップルエキスのピュレは、僕的にはなくてもOKだけど、
メインらしい厚みを与えるためには必要なのかなとも思います。
これはシンプルにおいしい料理でしたね。
・グラスに入ったプラムとコニャック
ふんふん、軽い味でデザートへの期待が高まりますね。
・トゥルトーフロマージュ レモンとシェーブルのアイス
紫の花がいかにもモダンフレンチですね。
チーズケーキはもさもさしてるけど、アイスをソース代わりにすれば問題ないか。
シェーブルのニュアンスはあるけど、臭みのないアイス。
ただ、正直なところ、料理に比べるとこれは見劣りすると思う。
普通のお店ならじゅうぶん美味しいと思えるんだけど、ここまで良かっただけにね。
それに、そもそもフランスの地方菓子ってよく言えば素朴、
悪く言えば大雑把に焼きました!みたいなのが多いから、
この洗練されたモダンフレンチのラストを飾るのは難しい気が...。
ちょっと惜しいかな。
・小菓子
えーっと・・・二人なのになぜマカロンだけ1個なんでしょう?
それぞれ悪くないんだけどね。日本にしては。
やはり料理がフランスを感じるだけに、あの
フランスのスイーツへの異常な愛着(執着?)も持ってきて欲しかったかな。
あのデザートまで含めて上り詰めていく感じが欲しい。
ちょっと最後で盛り下がってしまいましたが、
これもそれまでの料理がレベル高かったからこそ。
サーブしてくれたパティシエールも若いですし、まだこれからでしょう。
普通なら十分ハイレベルだと思いますので、これからに期待。
全体としてはとてもフランスを感じるというか、むしろ
「は?日本?何それ?(笑)」
というくらいフランスクオリティ。
良い意味でも悪い意味(温度とか豆の苦味とか)でも。
それが特に飲食業界の人からの評価が高い理由なんでしょうね。
大阪という一地方都市、特にフレンチと価格に異常に厳しい場所で、
変に日本ナイズされず、この路線でやっていって欲しいなーと思う次第です。
大阪では価格高い方ですが、「再訪アリ」のお店だと思います。
| 店データ |
| 店名:ラ・シーム(フレンチ・本町) >>HP |
| 住所:大阪市中央区瓦町 3-2-15 本町河野ビル1F >>地図 |
| アクセス:地下鉄御堂筋線・本町駅から徒歩8分 |
| 電話:06-6222-2010 |
カテゴリ
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