しつこいほどですが『カネトン』

フレンチのランチといえば、やはりココになってしまう、『ル・カネトン』。
気付けばずいぶん前の訪問を書いてなかったので、いまごろ。

ランチコースにも変更があり、1,800円のコースに。
この値段でも、『カネトン』のエッセンスをちゃんと味わえるのがスゴイです。

・プチトマトの蜂蜜ヴィネガー漬け

20110422caneton01.jpgいつものスッキリした味わいが健在。
食べ慣れた味というのは安心できますね。


・真鯵とじゃがいも・トリュフのテリーヌ

20110422caneton02.jpgこれ、ホント好きだわ~。いつ行っても安心できるレストランというのはホントに少ないのです。
魚臭くも、トリュフ臭くもなく、それぞれの風味をきっちりとジャガイモにまとわせつつ、
フレッシュ感もちゃんとただようテリーヌです。

・愛知県産甘夏と人参の冷製ポタージュ

20110422caneton03.jpgこれまた変わった風味のスープです。
にんじんの甘みに、甘夏の酸味が合わさると、まったく別の味に。
一番近いのはヨーグルトですね。

変わった味なのに、バランスがちゃんと取れているところが並のシェフとは違いますね。
同い年のシェフはたくさんいますが、百合さんの腕は抜きん出ていると思います。


・海の幸とサフランリゾット

20110422caneton04.jpgシンプルなリゾット。ややあっさり目ですが、皿数も多い上にランチなので、こんなものかな、と。
もちろん、基本的なところはちゃんと抑えた味ですよ。


・地鶏のポワレと焼きなすのピューレ

20110422caneton05.jpgこの店のスペシャリテである鴨料理の火入れ技術をいかし、
ポワレでもしっとりとした焼き具合の地鶏。
ソースはしっかりめの味わいなところもココの味。


・自家製焼プリン

20110422caneton06.jpg
20110422caneton07.jpgプティフールまで手抜かりはなし。

ディナーとはもちろん差がありますが、ランチでもしっかり『カネトン』の良さを持った構成。
基本的なところは抑えつつ、いつもハッとさせてくれる一品がちゃんとある。
カジュアルクラシックなのに、どこかに良い意味での若さ(って同じ年だけど)、
洗練されたモダンがちゃんとある。

書いてないのも含めればもう20回を超えてるシェフの料理ですが、これからも期待です。

店データ
店名:ル・カネトン(フレンチ・谷町六丁目) >>HP
住所:大阪府大阪市中央区上本町西2丁目6-23 >>地図
アクセス:地下鉄谷町線・谷町六丁目から徒歩1分
電話:06-6761-1717







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また大阪駅の伊勢丹へ。
うーむ。帰り道にあるというのは便利なようで、財布には優しくない。
これで上のレストランフロアまで行くようになったらお終いだな(笑)

まあ、とりあえずまだ地下へ行くだけに、なんとかとどまっています。
この日も『ドミニク・サブロン』へ。まだ早めの時間だったので、バゲットもあり。
前回クロワッサンは食べたので、パン屋三種の神器(と勝手に呼んでいる)、
バゲット、クロワッサン、そして残りのパン・オ・ショコラと共に。

20110526dominiquesabron.jpgパン・オ・ショコラはちょっとふかふかしすぎてる気がするけど、
ショコラ部分の味も含めてなかなか良い出来。

バゲットも確かに小麦の発酵した香りがとても良い。

ちなみに、カットしてあるのは、買うときに「カットしますか?」って聞かれてYESにしたので。
こんなん聞かれたの初めてだったので、ちょっと面食らってしまいました。
で、ついどうなるのか(も何もないんだけど)気になって、カットしてもらいました。
方向(まっすぐor斜め)、厚さも聞いてくれます。

こう親切だし、パン自体の味も素晴らしかったのだけど...値段がなぁ。
バゲットで357円はいくらなんでも高すぎるのでは。

やっぱり、パンって日常食だと思うんですよね。特にバゲットは。
いくらおいしかったとしても、この値段は「消費」するものの値段ではないと思う...。
クロワッサンや他のパンが高いのは許せるんですけどね。
バゲットだけはパン屋の矜持として、200円台にしておいて欲しいと思ってしまいます。

これでせめて300円切ってたら、ウチの常備食に冷凍しておくんだけどなぁ。
まあ、味は良かったから、何か気分が乗ったとき(笑)にまた買います。

店データ
店名:ドミニク・サブロン(パン・梅田) >>HP
住所:大阪市北区梅田3-1-3 ルクア大阪 B1F >>地図
アクセス:JR大阪駅からすぐ
電話:06-6151-1207




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最近、知り合いのいる店が梅田に増えたナーと少し前に書きましたが、
ココ『ビストロ・シャンパーニュ』もその一つ。
いままで新地は寄り付かなかった僕ですが、おかげでたまに行くようになりました。

その名の通り、シャンパーニュにフォーカスしたビストロ。
『ラ・シャンパーニュ』というお店が近くにあり、そのカジュアル版姉妹店だそうです。
期待通りシャンパーニュは4~5種類くらいがグラスで用意されており、その価格も安い。
ボトルもたくさんのシャンパンが10.000円を切る価格で、自分のところが恐ろしくなります(笑)

代わりに赤・白のワインはそれほど多くないそうですが、
こういう舵の大胆な切り方が、いまのお店には求められているんだよな~と思ったり。

料理もリーズナブルなアラカルトから。今回は3人です。
シャンパンは新しいのを開けようとしたT氏を制止して、好きなギィ・シャルルマーニュで。


・前菜盛り合わせ

20110514bistro-champagne01.jpg前菜は適当に盛り合わせてもらいます。
いかにもビストロなメニューの中でも、特に玉ねぎのキッシュは絶品。
ワインとも合う、基本の味がしっかりしたもので、家に常にこういうものがあると嬉しいなぁ。


・オマール海老 アメリケーヌソース

20110514bistro-champagne02.jpgシンプルイズベストな一品ですね。
オマール海老料理の中で、もっとも基本で、もっともおいしいと言っていい料理法&ソースでしょ。
もちろん、ミソまでおいしくいただきました。


・シュークルート

20110514bistro-champagne03.jpgたっぷりのキャベツが主役。
シュークルート自体はそれほど好きな料理ではないんだけど、
この量でリーズナブルなので、箸休めにもちょうどいいです。

・牛ほほ肉赤ワイン煮

20110514bistro-champagne04.jpgやっぱ肉は食べないとね♪
これも典型的なビストロの料理ですが、間違いない味です。

・ピーチ ウニ ポモドーロ

20110514bistro-champagne05.jpg見た目もうどんみたいなパスタですが(笑)、ホント食感もうどんに近い。
それにウニのコクとトマトの酸味がきっちりと絡みます。
意外とうどんにトマトソースでもおいしいのかな~と思ってみたり。

・リゾット

20110514bistro-champagne06.jpg降り積もる雪のように、たっぷり、ふわりとかけられた白いチーズ。
こちらは、パスタやリゾットはあまり決まったメニューはなく、
自分のイメージを伝えると上手くやってくれます。
今回はこの前がトマトソースだったので、「クリーム系で」のオーダーで。
こういうやり取りも楽しいものですね。


・クレーム・ブリュレ

20110514bistro-champagne07.jpg甘さのしっかりした、コクのあるタイプ。

お店のコンセプトがカジュアル×シャンパーニュだけあり、
量と価格を抑えつつ、オーソドックスな料理でシャンパーニュをおいしく飲む、というお店。
一人6000円くらい~で楽しめるのではないでしょうか。

一人で来られる方も多いようで、これは僕にとっていい店を知ることができました♪
また行こうっと。

店データ
店名:ビストロ・シャンパーニュ(フレンチ・北新地) >>HP
住所:大阪市北区曽根崎新地1-3-1大橋ビル3F >>地図
アクセス:JR東西線・北新地駅から徒歩5分
電話:06-6341-1968


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GWに伊勢丹と同時に大阪駅にオープンしたルクアのB1Fにあるパン&カフェ。
伊勢丹同様、このルクアも食べ物に力を入れてるみたいで、
『スープストック・トーキョー』や『グロム』など、主に東京で人気の店を集めた感じですね。
ここ、『ドミニク・サブロン』も、パリや東京で人気だそう。

20110507dominiquesabron.jpg会社帰りの遅い時間だったので、残念ながらバゲットは売り切れ。
幸い、目玉のクロワッサンはあったので、その他2点と。
特にクロワッサンはなかなかレベル高いです。

これまで百貨店くらいしかなかった梅田エリアのパンに一石を投じましたね。
ウチは常にバゲットを冷凍してあるので、次はココのを買ってみよう。

店データ
店名:ドミニク・サブロン(パン・梅田) >>HP
住所:大阪市北区梅田3-1-3 ルクア大阪 B1F >>地図
アクセス:JR大阪駅からすぐ
電話:06-6151-1207


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春のカネトン

ずいぶん前、春に訪問した谷町『ル・カネトン』。
のんびりとした一人ランチは、休日における至高の贅沢ですな。

・白アスパラと魚介のサラダ

20110224caneton01.jpgこの日のプラ・ドジュール、白アスパラ。やはり春には欠かせませんねぇ。
それに魚介のサラダ、これが『カネトン』クオリティなのですから、間違いない一皿。
まだ早い時期だったので国産のものでしたが、それでも美味。


・シャラン産鴨のロティ トリュフソース

20110224caneton02.jpgフヒヒと言いたくなるほど旨い。やはり鴨にトリュフはうまいな~。
この日は一人だったので、アラカルトでドゥ・プラ。
前菜もメインも、アラカルトの一皿を一人で平らげるのは贅沢な気分ですね。
昔はいろいろ食べる方が好きだったんだけど、年々、こういうのが好きになりますね。

いろいろなところで鴨食べるけど、ここと、そして出自である『サクラ』が一番好み。
特に焼き加減に関しては、ココの方が好きかも。鴨を知りつくした感、安心感がありますね。

ふぅ、この日も満足満足♪

店データ
店名:ル・カネトン(フレンチ・谷町六丁目) >>HP
住所:大阪府大阪市中央区上本町西2丁目6-23 >>地図
アクセス:地下鉄谷町線・谷町六丁目から徒歩1分
電話:06-6761-1717




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GWにオープンした、JR大阪三越伊勢丹。

...。

名前長いな、オイ。
「じぇいあーるおおおさかみつこしいせたん」。
大きなところが三つもくっついてやろうとすると、いろいろ大変なのね、ということを表してますね。

レストランでは、なんと言っても『ビストロ・ヴァリエ』が気になるところではあるのですが、
まあ、当分は混み混みなので様子見。
先日、ちょっとだけ支配人に見せていただいたのですが、
百貨店の中とは思えないほど素敵な空間。
料理もリーズナブルで、他の方のブログなどを見る限りクオリティも期待できる。

しかし、北新地に移転した『サーレ・ペペ』を始めとして数店ですが、
なんだか知ってる方のお店がどんどん梅田に出てきています。
ヨドバシカメラができて以来、ホント梅田だけが活性化、
ほとんど行かない僕が言うのもなんですが、ミナミは大丈夫なのかと心配になります。
それにしても、会社からの帰り道においしいお店はできるのは危険だなぁ(笑)

さて、そんな伊勢丹に。オープンから1週間ほどだけ出店していたのが
吹田にあるパティスリーの『ケ・モンテベロ』。
前回行ったときは確かにおいしいんだけど好みとは違った印象だったのですが、
せっかく出てきているからと、もう一度食べてみることに。

今回はマール・ショコラです。

20110506montebero.jpgその名の通り、マール酒をきかせたショコラケーキ。
ガナッシュとショコラ生地を重ね、ナッツも加えて。
そこにマールをきかせて、重量感のある味わいに。

これ、マール酒のきかせかたが本当に上手いですね。
ワイルドな味をいかしつつ、ちゃんと品のある甘さに仕上げている。
こういう組み合わせ的にはシンプルなものに、シェフの技術の高さが見られます。

うん、これ買って良かった。また吹田にも買いに行きたいですね。

店データ
店名:ケ・モンテベロ >>HP
住所:大阪府吹田市岸部北5丁目20-3 >>地図
アクセス:JR岸辺駅より阪急バス桃山台行約10分 七尾西から南へ。徒歩1分
電話:06-6339-8880



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久々に神戸へ行くにも関わらず、引きこもりが加速している僕は、
予約したディナーのためだけに出かけていくのです。

昔は神戸に行くとなれば、ランチ⇒ケーキ⇒ディナーと終日使ったフル稼働だったんですが(笑)、
さすがにこの歳になるとなかなか、それだけのポーションを食べきることも出来ないので。
まあ、何とか『サ・マーシュ』でパンだけは買いましたけど、
神戸の滞在時間としてはこれまでで一番短かった。
「ジカンニ、カギリガ、アリマス」の弾丸トラベラーかっての。

さて、そんな訳でそそくさとディナーに向かったのは、元町の『ル・ビストロ』。
コースもありますが、いろいろ悩んだ末にアラカルトでシェアすることに。
ドンッとした料理をシェアするのも、古式ゆかしきビストロの楽しみの一つですよね。


・アミューズ

20110505le-bistro01.jpgホワイトアスパラのスープ、ヤギのチーズとチョリソを乗せたカナッペ、
パプリカのムースにオマールのコンソメジュレ、そば粉のガレット。

スープはコンソメが強めで、アスパラの風味があまり感じられなかった。
カナッペはなかなか旨い。
パプリカムースは、ムースとジュレはおいしいんだけど、上の豆が食感的に邪魔かなぁ。
ガレットはきのこたっぷりでおいしかったです。


・魚介のサラダ

20110505le-bistro02.jpgメニューには魚介とあったので、てっきり『ルセット』のいろいろ魚介サラダを想像していましたが、
足赤海老の一極集中型魚介サラダでした。
海老は特大サイズで、一匹でも高いんだろうなぁ...。
火は入れてあるので、甘みはそれほどでもないですが、
むちっとした食感は食べ応えもあって、おいしかったです。


・トリッパとモリーユ茸のソテー、パルメザン

20110505le-bistro03.jpgホルモンとモリーユ茸、どちらも大好きな上にパルメザンも大好き。
下には玉ねぎを半分、皮付きのままローストし、甘みも。

ホルモンは癖もなく、柔らかさも上々。
昔の臭いイメージのあるホルモンは何だったんでしょうか。
そういえば、羊も昔はそんなイメージありましたよね。
いまでは僕の好きな肉No.1です。


・バスク豚ロースのロティ ホワイトアスパラ添え、ジェノベーゼソースで

20110505le-bistro04.jpgたっぷり、5、600グラムはありそうなロース肉を塊でローストし、横に半分カット。
大きな塊だからこそのカット方法で、半分でも分厚い。
下には極太のフランス産ホワイトアスパラ。これこそビストロ!な料理ですね。

僕も家で豚肉の塊はよく焼きますが(最近のお気に入りは肩ロース)、
やっぱりこれが最高の調理法だと思います。

ソースはバジル強めですが、とにかく塊肉好きの僕はなくてもいいかな。
少なくとも、アスパラは甘みを堪能したいので、ソースナシで食べてました。


・ミルフィーユ

20110505le-bistro05.jpgデザートも思いのほか大きかった。
ごくごくオーソドックスなミルフィーユでおいしかった。

あと、こちらはハーブティーにこだわりがあるのでしょうか。
サンプルを用意し、けっこうな種類、しかもフレッシュっぽかった。
直球&豪快そのもののビストロですが、こういうのは嬉しいですね。

こちら、冬のジビエが有名らしいのですが、それほどジビエ好きでもない僕は、
またこの料理を食べたいな。いや、次は羊の塊を...と、
いろいろ次を妄想したくなる「ザ・ビストロ」いや、『ル・ビストロ』です。

店データ
店名:ル・ビストロ(フレンチ・元町) >>HP
住所:神戸市中央区下山手通3-8-14 >>地図
アクセス:JR神戸線。元町駅から徒歩10分
電話:078-393-0758


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20110422gout.jpg大阪市内のパンでは一番好きな『ブーランジェリー・グー』で、
定番のラムレーズンパンと、ジャンボンコンテ。
ラムレーズン、以前はそれほどでもなかったのだけど、最近はおいしく感じるなぁ。
チーズを良く食べてるから?いや、関係ないか。

ハムもやわかで、コンテチーズとの相性もバッチリ。
それらに負けない力強さを持つパンの風味。

やっぱりココはウチの定番なのです。

店データ
店名:ブーランジェリー・グー(パン・谷町六丁目)
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-5 キャピトル安堂寺1F >>地図
アクセス:地下鉄谷町線・谷町六丁目駅から徒歩2分
電話:06-6762-3040



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仕事を無理やり18時に片付け、ディナーは相方と長堀橋へ、珍しく和食です。
滅多にミナミ行かない上に、和食も行くのも珍しいウチにとっては、何だか新鮮。

20110429taian01.jpgお店は駅から徒歩5分くらいなんですが、ちょっと暗い道を歩いた外れにある、割烹『太庵』。
シンプルな外観に、カウンターメインの、これまたシンプルな店内。
黒い革張りの椅子は、見た目よりとても座り心地が良いのです。
客層はほとんど60代以上? 久々に最若輩者(笑)

料理は1万円~のコースのみ。メイン(?)の焼き物は、数種類から選べます。

・付き出し

20110429taian02.jpg左上から、空豆、もずくトマト、ほたる烏賊、甘エビのフライ、とろろに鮑の肝。
どれも冷たいものですが、それぞれに上質を感じさせてくれるもの。
もずくトマトは面白い組み合わせですね。爽やかで夏っぽい。

左下のほたる烏賊は酢味噌だっだったかな?
柔らかな酸味で、後を引かないところが上質な和食。

甘エビはフライなんだけど、レア。衣があんまり好みじゃなかったかな。


・椀もの

20110429taian03.jpg朝掘り筍と車海老のお椀。
花開いたような海老、味はもちろん、食感も素晴らしいです。
筍にも細かく細工がされており、歯ごたえが心地よい。

何より出汁のおいしさは感動。
飲みつつ、味をたしかめつつを繰り返し、それはもうその度に幸せを感じられる。
後を引かず、いつまでもこの動作を繰り返していたくなります。


・造り
20110429taian04.jpgマグロ、鯛、キス。醤油と、ごま塩で。白身はごま塩の方がおいしいかも、という発見。
そして刺身って、切り方によって、こんなに滑らかになるんだなぁ。
あまり気にしたことなかったけど、カルパッチョとかも変わるんでしょうね。

・焼き物
20110429taian05.jpg数種類の中から桜鱒、スペアリブの2種類を。
カウンター前の焼き台で、じっくりと時間をかけて火入れされる肉は、
骨を持つとスルッと外せて驚き。
両方とも外観からは想像もつかないほどの柔らかい火入れがされており、見事。
柔らかいといっても、低温ローストのようなレア感のある柔らかさではなく、
しっかりと熱が入りながらも、とがったところのない、丸みのある味に。

野菜につける肉味噌もおいしすぎて、これだけでメシ3杯いけますわ。


・揚げ物
20110429taian06.jpgフランス産ホワイトアスパラの揚げ物。
日本国内ではあまり見たことない、フランスの市場ではよく見かけたる、太いアスパラ。
フランスの市場でもけっこうな値段したし、日本で買うともっと高いんだろうな~(笑)

衣がついていますけど、これは一度ゆでるのかな?
中心に2mmくらいの白い芯を残して加熱されてます。アスパラがアルデンテだなんてビックリ。

でも、この素材、この火入れにベストは、やっぱりオランデーズソースだと思ってしまうのは、
僕はフレンチ偏愛だからでしょうね。
でも、驚きという意味ではこういうのもアリだし、とてもおいしかったです。


・炊き合わせ
20110429taian07.jpg東寺湯葉と雲丹の炊き合わせ。思いのほか雲丹というか、雲丹たっぷり。
ここにも出汁のよさがしっかり味わえますね。
湯葉自体は基本的に好きじゃないんだけど、おいしい出汁だと美味なのだと、
これまでの湯葉人生(?)を悔いていました。

あと、写真ではイマイチわかりにくいと思いますが、この下の皿がとても綺麗。
オーダーものの青塗りの漆だそうです。1枚欲しい...使わないけど(笑)

・お食事
20110429taian08.jpg山菜ごはんと赤だし、漬物。おいしいです。勧められるままにおかわり♪


・デザート

20110429taian09.jpgマンゴーのゼリーに、いちごと豆腐のすり流し。
和食の最後としては、割とフランス的なボリュームのあるデザート。
単なるすり流しでもなく、みつ豆でもなく、ゼリーでも、水菓子でもなく。
それらを組み合わせ、和食としての範疇をちゃんと守りながら、きっちり締めてくれました。


久々のおいしい和食に満足できた夜。
フレンチばかり食べてると、改めて和食の素晴らしさに気付かされますね。

三ツ星とはいえ、この夜のお客さんは、落ち着いたおいしいもの好きな人たちばかり。
二ツ星以上のお店って、ミシュラン発表後はもちろん、発表前くらいになると
「今のうちに行っておこう」という人たちで、だいたいミーハーな客層になってしまうものですが、
ちょうど発表から半年したくらいですから、一番客層的にいい時期だったのだと思います。

あと、ここのご主人はワインも好きだそうですが、同時にフランスもお好きなんでしょうね。
フランスのアスパラ使ったり、メインディッシュ的なものがあったり、
デザートのクオリティが高かったりといったコースの構成にも、
どこかそういう部分が見え隠れしています。
それでいて、椀などの味は正統派の和食なのですから、素晴らしい。
フレンチ好きにも楽しめる、和食のおいしさが、ここにはありました。

ご主人と女将さんの人柄も気さくで、ミナミに食事に来ることは少ないけど、また行きたいお店に。
ミナミは遠いけど、必ずまた行こうっと。

店データ
店名:太庵(日本料理・長堀橋)
住所:大阪市中央区島之内1-21-2 >>地図
アクセス:地下鉄堺筋線・長堀橋駅から徒歩5分
電話:06-6120-0790


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