★ルセット(フレンチ・三宮)

今年も夏に。安心の『ルセット』

7月に入って、いや、この少し前からでしょうか。日に日に夏を肌で感じるようになってきました。
そんな暑い中、久々に神戸へ。

すっかり足が遠のいてしまっていますが、この季節になるとちゃんと来ます、
北野のフレンチレストラン、『ルセット』。
もう20年になるというレストランは、毎年訪れる度、変わってないことに安心させてくれます。

乾杯はシャンパーニュで。ラ・マルヌのフルート、かっこいい!ついでに飲みやすい。
モダン+機能美の象徴みたいな形ですなぁ・・・。

20110702recette01.jpg料理は少なめのお任せで。年々食べる量が減っていくことに、年齢を感じるのは悲しい...。


・ホワイトアスパラとムースに淡路の雲丹

20110702recette02.jpg冒頭で変わらないと言っても、食器や料理のプレゼンテーションはちゃんと変わっています。
こういうモダンな出し方は、時が止まったようなホテルレストランでは見かけませんよね(苦笑)。

ムースがちょっともっちりしていて、面白い食感。
味わいもしっかりとしていて、これからフランス料理食べるぞー!って気分にしてくれます。

・花ズッキーニと何かのベニエ

20110702recette03.jpg何のベニエだったか忘れてしもた...。
花ズッキーニがけっこう好きなもんで、どうしてもそちらの印象が強くなってしまいます。
どうでもいいんだけど、この前日になぜか天ぷらを食べる夢を見たので、
ベニエが出てきたときにちょっと嬉しかった(笑)


・前菜取り合わせ

20110702recette04.jpg大きな皿に、華やかに。中心がサーモンのタルタル、グラスは焼きトウモロコシのスープ。
左下がトリ貝、ミル貝。右下が天然うなぎのショーフロア、
サーモンの器に隠れているのが、いわしと野菜のプレッセテリーヌ。

華やかさだけでなく、それぞれのクオリティ、というより主張がしっかりしているのが、
「ただ集めました」みたいな取り合わせと違うんですよね。
それに、やっぱりというか、神戸に来たら魚介!と思っているので、
これだけいろいろな種類のものがたっぷりの一皿は嬉しい。

それにしても、ここに来るのが毎年同じ季節だからか、よくウナギ食べてるなぁ(笑)


・オマール・ブルトンの軽いグラチネと、サマーポルチーニ

20110702recette05.jpgそして、『ルセット』に来るとよく食べるものその2、オマール・ブルトン(笑)
ぷりっぷりの海老、やっぱおいしいですよねぇ~。
ポルチーニはちょっと塩が強めかな。特に、サマーポルチーニなので。

それにしても、コースの構成を「前菜+前菜+メイン+デセール」って聞いてたのに、
これはもうアントレでなく、立派なポワソンだと思うのですが(笑)


・イタリア産マイアリーノ(乳飲み仔豚)のロースト

20110702recette06.jpg自分のブログを読み返してみると、豚率が高い『ルセット』。
しかし、ここの豚はイベリコやビゴールなど、ホントいいもの使ってますね。
スペイン、フランスと来て、今年はイタリア。

乳飲みの仔豚ちゃんなので、もも肉は皮付きで。
まだ皮も薄いのねぇ...と思いつつ旨い(笑)
しっとりとした肉質は、素材と焼き加減、両方の賜物でしょう。
背肉はまたモモとは違った味わいが楽しめて、『ルセット』にしてはあっさりめですが、
しっかりとした存在感が感じられるメインディッシュでした。


・ライチのソルベ

20110702recette07.jpg思いのほかライチなグラニテ。家に常備したいです。


・ゴルゴンゾーラのスフレ ラムレーズンのグラス、蜂蜜のジュレ添え

20110702recette08.jpgメッセージ付きで(恥)


・淡路島菜園の大森さんより トマトのデクリネゾン

20110702recette09.jpgこの日はどこかでスイーツを買って帰ろうと思ってたので、甘くないもの二つを選んでみました。
コンポート、ジュレ、ソルベと、トマトをめいいっぱい楽しめる、夏らしいデザート。
特に、少しだけ甘味をきかせたジュレがべらぼうにおいしいです。


・プティフール

20110702recette10.jpgいつものハーブティーと共に。何だかホッとしますね。

神戸もだいぶ新しいお店が増えてきました。
中には料理法をコンセプトにしてしまうといった、いかにもモダンなレストランも。

しかし、ここを見ていると、やはり続けるということはスゴく大変。
新しい店は、5年後、10年後にどうしてるんだろう?と、余計な心配をしてしまいます。
このお店は20年続けてこられたのは、常にシェフやマダムが
次はこんなふうに楽しんでもらおう、ということをし続けてきたから。
そこには「俺の料理を食え!」みたいな傲慢さが微塵もない。
そういうある種のユルさが、とても心地よいレストランなのです。

シェフ、マダム、ご馳走様でした。いつもありがとうございます。
そして次の夏が来る前にまた、ちゃんと伺います(笑)

店データ
店名:ルセット >>HP
住所:神戸市中央区山本通2-2-13 シルクハイツII B1F >>地図
アクセス:各線三宮駅から徒歩10分
電話:078-221-0211



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2年ぶりに...安心の『ルセット』

いつもこの時期になると行っていたのに、
昨年はバタバタで行けなかった『ルセット』。
今年は何かと落ち着いてるので(笑)、2年ぶりの訪問。

天気も良く、最高の北野観光日和です。
久々に来た北野方面ですが、細かい店はいろいろ変わっていても
街並みに大きな変化は大阪ほどありませんね。何だか安心。

20100717car.jpg北野坂を上る水陸両用車、スプラッシュ。
こうして見ると、けっこう船ですよねぇ。


お店に着くと、ご無沙汰しておりましたマダムの笑顔。
少し、スタッフも変わりましたが、やはり落ち着きますねぇ。
お料理はシェフにおまかせで。

・ガスパチョ パプリカのコンフィとアンチョビ

20100717recette01.jpg思いのほか口当たりがクリーミーでビックリ。
ガスパチョって、あのさらっとしたイメージがあったので。
でも、味の方はさっぱりとした、ガスパチョらしいガスパチョ。
アンチョビは味を引き締めるためにいいと僕は思うのですが、
純粋ガスパチョ好きな相方は「なくてもいいと思うけど」とのこと。


・アスパラのムース ノドグロのスモーク

20100717recette02.jpgムースの中にはウニも入ってます。もう少し塩が利いててもいいけど、
アミューズだとこれくらいの方が後に響かなくて良い気もしますね。
大好きなノドグロを、大好きな料理法のスモークで。
さっぱりと旨いですが、やっぱり生魚は刺身が最強?


・ドンブ産グルヌイユのカダイフ巻き
20100717recette03.jpg何かが包まれてるのはわかるんだけど、
骨がついててこの大きさ、いったい何?と思ったらカエルちゃんでしたか。
個人的には、カダイフ巻きはあまり好きではないかなぁ。
特にグルヌイユみたいな淡白な素材に対しては、周囲が強くなりすぎる気が。


・ブルターニュ産オマール海老と淡路の鱧、タブレ

20100717recette04.jpgなんとなく、『ルセット』といえば、このオマールブルトンが思い浮かびます。
毎年夏に食べてるからかな?(去年は行けてないですけど)

今年は鱧とタブレと合わせた、さっぱりスタイル。
カニのタルタルが味のアクセントですね。
鱧はもちろん、香ばしく火を軽く入れてあり、オマールは半生で。
特にハサミのところの身が、何ていうかとてもキレイな身なんです。
その美しさに、細やかな仕事が見て取れました。


・アワビとトリュフのパイ包み

20100717recette05.jpgえーっと、やっと温前菜です(笑)
貝にアワビ、黒トリュフ、ほうれん草を入れ、パイで包んでます。
パイ包みの魅力はやはり"香り"。料理においてはとても大切ですよね。
開けた瞬間に立つ香りは極上。トリュフはこの季節だから南半球のものなのかな?

パイ包みということから、濃厚なソースを期待したけど、
むしろ蒸したアワビをシンプルに味わう料理でした。
でも、このアワビが旨いんです。
っていうか、いままでアワビを美味しいと思ったことってほぼないんですけど、
これは柔らかさから来る、内に秘められたアワビの旨味を、
噛んだときに惜しげもなく感じさせてくれるんです。
またそれにトリュフの気品ある香りと、ほうれん草の苦味がよく合います。
料理法はともかく、ソースのなさから「古典的なフレンチ」ぽさはないですが、
アワビのおいしさを教えてくれたことに感謝!な一皿です。


・平目のポワレ、マスタードソース、香草パン粉、ピストゥソース

20100717recette06.jpg横にながーーーーーーーーい皿をフルに使った魚料理。
平目の皮目がこんなにカリカリなのは初めてだわ。
身の方はしっとりと火が入ってて、このコントラストがいい仕事ですね~。

ソースが3種に、夏野菜&オリーブという南仏っぽいスタイル。
良い一皿です。

・ビゴール豚のロースト(相方チョイス)

20100717recette07.jpg肉料理は4種類くらいからチョイスで、相方が骨付きビゴール豚ロースト。
野菜たっぷりで色々味わえますね。
脂が甘いのは良いのだけど、やっぱりビゴールだけあって、ちょっと脂多め。
でも、その脂と肉が交じり合うところが最高においしいのです♪


・仔牛テール肉の赤ワイン煮込み

20100717recette08.jpg久々に赤ワイン煮込みが食べたくなったのでチョイスです。
そういえばテールって最近見かけないですよね?って話をマダムと。
やっぱり手間がかかる割に歩留まりが悪いからですかねぇ、なんて。
特にビストロでなくレストラン系では、
そもそも「赤ワイン煮込み」が減っていますよね。
ロースト、特に低温や長時間ロースト全盛というか。

煮込みって、丁寧に、繊細に作ろうとすると、実はローストより難しい気がします。
こういう調理法にはやはりベテランの技術や味付けが生きてきますね。
久々にテール煮込み、おいしかった。


・ちょこっとナヴァラン

20100717recette09.jpgって、なんでココでナヴァラン。
「締め的な感じでご用意しました」ってマダム(笑)

香りはけっこう強いのですが、味はそれほどクセもなく、程よい羊風味。
でも、さすがにおなかいっぱいッス。


・パッションフルーツのジュレとタピオカ

20100717recette10.jpg相方のガチ好みな組み合わせ。
文句ナシ!

・カクテルグラスに入った桃のデクリネゾン(相方チョイス)

20100717recette11.jpgもものブランマンジェも、ジュレも、コンポートも、シャーベットも...なぜかももの皮も。
さて、「も」は何回言ったでしょう?(お店ブログのパクリ(笑))

夏らしい爽やかなデザートですね。うん、おいしい♪


・マンゴーのモスコビット ピスタチオのソースとチョコの土

20100717recette12.jpgソースもチョコもおいしいんだけど、マンゴーのババロアがおいしすぎますね。
完成されすぎちゃってる感があります。

・プティフール&ハーブティー

20100717recette13.jpgハーブティーはいつものカモミール、プティフールは5種類。
久々にシェフやマダムともゆっくりお話できました。
昨年はいろいろで行けなくて、ご心配をおかけしてスミマセン...。

秋にはミシュランの京都・大阪に神戸も加わってしまいますが、
何ていうか、神戸には似合わないですねぇ...。
フレンチでは北野の一軒家なあそことか、
居留地のおもろいメートルさんのいるあそことか、
芦屋の一軒家なあそことかが入るんでしょうね。

ただ、それぞれレベルは高い(特に料理)ですけど、
どれも「神戸らしいフレンチ」ではないと思うんです。
やはり、神戸フレンチの醍醐味は、ここや
パトゥ』、『モンテ』のようなプチメゾンにこそ見出されるべき。

「その土地らしいフレンチ」が評価されていないところが、
フランス版のミシュランとは絶対的に違う感じですね。
それはイコール、「旅行ガイド」か「ただのグルメ本」かの違いなんでしょうけど。

他人事ではないミシュランですが、久々に神戸に来て、
そして神戸の良さを目の当たりにすると、何か違和感を感じた次第です。

まあ、そんなことより、僕は純粋にレストランを楽しみましょう!
友人を招いているような「おもてなし」の心が一番感じられるフレンチは、
やはり僕は神戸だと思います! 地元万歳!


店データ
店名:ルセット >>HP
住所:神戸市中央区山本通2-2-13 シルクハイツII B1F >>地図
アクセス:各線三宮駅から徒歩10分
電話:078-221-0211



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1年ぶりの『ルセット』

隣の系列店『レ・シ・ピ』にはちょこちょこと行ってたんですが、
フツーに『ルセット』行くのは1年ぶり。ご無沙汰してすみません...。
でも、やはりこちらのマダムやスタッフなど、見知った顔を見ると何だか嬉しいですねぇ♪
メニューはもちろん、おまかせです♪

・赤ピーマンのムースとトマトのソルベ

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赤ピーマンの濃厚な味わいに、トマトのさっぱり感。
夏のスターターとして、文句ナシの一品です。

・淡路のハモとズッキーニのグリエ キュウリとビーツのソース

20080719recette02.jpgこちらもさっぱりとしたおいしさが良いですねぇ。
夏の風物詩として、やはり鱧は食べておきたい食材。
グリエの香ばしさに酸味のきいたソースは、最高のコンビネーションです。
ズッキーニの青い甘さも素晴らしい。

・焼き茄子のスープ 由良のウニとオマール・ブルトン
  コンソメジュレにアルガンオイルの香り

20080719recette03.jpgこの日の一番はコレ!
まったく澱み・濁りのない焼き茄子のスープは、
主張しすぎずともしっかりとした味わい。
ウニ、オマールの素材も素晴らしく、それぞれが際立っています。
実験的な要素が多いかと思いきや、味の決め方が抜群。
シェフの実力を見せつけられました。
僕の3倍くらい味にうるさい相方も、本っ当に珍しいくらい絶賛。

・天然鰻と豪州産"冬"トリュフ、サマーポルチーニのリゾット

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ぶっちゃけ、高級うな丼(笑)

カリッと焼いてあるのに、身が肉厚でふんわりしてる、極上の天然鰻。
味にヘンな泥臭さもありません。それに昨年もいただいたオーストラリアのトリュフ。

でも、やっぱり鰻って素材は強いですね~。
トリュフを加えても、やはり鰻の香り・味に負けちゃう。
鰻の質が良いってのもありますけどね。
ペリグーソースなので、余計にタレっぽいんですな。

後でシェフとお話してたら、
「ぶっちゃけ鰻は蒲焼の方がおいしいと思うんですけどね」って(笑)
もうシェフに遊ばれてますなぁ。いや、いいんですけどw

・黒毛和牛タンのグリエ マスタードソースで

20080719recette05.jpgタンの根元の方の肉で、タンとは思えない柔らかさ。
でもあの独特の歯ごたえもありつつ・・・やがて濃厚な味わい。
添えられた淡路の玉葱ともよく合います。
メインがタンのせいか、マスタードソースが
タンシチューっぽく感じられるのが面白いです。

・桃のジュレとライチのソルベ

20080719recette06.jpgさっぱり&キラキラのジュレ。
口直しにはゴージャスすぎる一皿です。

・黒胡麻のブラン・マンジェとショコラ・ブランのグラス ジャスミン・ティーのソース

20080719recette07.jpgめっちゃ胡麻。なんか健康そう(笑) セサミンパワーですよw
またショコラ・ブランのグラスが秀逸ですね。
ジャスミンティーのソースはちょい存在感を発揮しきれてないかな?

・プティフール
20080719recette08.jpgショコラ、塩・胡椒のチュイール、フランボワーズのマカロン、
パウンドケーキ、C.B.Sのギモーブ。

塩ばたーキャラメルのギモーブは、これまで食べた中でも一番でした。
味のエッジのきかせ方が、ふわふわの食感とベストマッチ。
パウンドケーキもしっとり感や甘さがちょうど良くて美味。

最後に記念日なので、花束を頂きました♪

20080719recette09.jpgフランス土産を買ってきてたのに、すっかり忘れて行ったのが悔やまれる...。
また今度持って行きがてら(理由にして)食べに行きましょう♪

シェフ、マダム、スタッフのみなさん、ありがとうございました!

店データ
店名:ルセット >>HP
住所:神戸市中央区山本通2-2-13 シルクハイツII B1F >>地図
アクセス:各線三宮駅から徒歩10分
電話:078-221-0211



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オールアバウト、厳選フレンチ~神戸編~の3軒目は『ルセット』。

緩急使い分けた、正統派で美しい盛り付けの料理が素晴らしい。
マダムをはじめとするスタッフたちのホスピタリティも万全。

レ・シ・ピ』でお店を始められてもう十数年。
こんなに長い期間、同じ場所でずっとやっていくのって、並々ならぬ努力が必要でしょう。

最近は若い世代でも腕の良いシェフが増えましたが、
こちらのお店のように、末永く頑張って欲しいと思います。


・ブレス産小鳩の軽いスモーク、フォアグラのショーフロワ、2種のアスパラと鳩のアバのサラダ20080522recette1-2.jpg
・バスク豚のロースト 粒マスタードとイベリコチョリソーのソース
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・イチゴのパリブレスト
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十数年という時間を経てきたレストランですが、
ウチにとっても大切なお店ですので、今後も変わらず頑張って欲しいと思います。

詳しくはオールアバウトの厳選フレンチ総集編~神戸編~で

店データ
店名:ルセット >>HP
住所:神戸市中央区山本通2-2-13 シルクハイツII B1F >>地図
アクセス:各線三宮駅から徒歩10分
電話:078-221-0211


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ひっさびさに神戸の『ルセット』でディナー行っときました。今回は記念日メニューってことで、料理はシェフにおまかせ。値段はヒミツ♪ 東京のちょっとしたところで食べたら倍はするなーという値段です。まずはグラスのシャンパーニュをいただきながら...

●毛蟹のカッペリーニ
パスタにうるさいウチが認めた味! トマトもちゃ~んとうまみになってます♪

●大間のマグロの炙りと水茄子のマリネ
マグロの素材感を楽しむため、味付けはほとんど無し。それでもうまい。トロじゃないのに、トロのよう。野菜と合わせるとさらにうまい!

●フォアグラのポワレ&フラン
んまい! フォアグラの焼いたのってあまり好きじゃないのを見透かされたような火入れ。フランの甘さがソーテルヌのようで、好相性。

●根セロリのヴルーテとオマール海老
海老ぷりっぷり♪ セロリのヴルーテはちょいやわらかめ?周りのオイルはアルガンオイル。美容界注目のオイルです。

●リーダニョーと夏セップ茸、クスクスと温泉卵
ふるふるとした羊の胸腺は、上質の豚の脂身のよう。そこに僕の大好きなセップ。卵も濃くてうまい!

●アワビの蒸し焼き、焼き茄子のピュレ 「フレッシュ冬トリュフ」添え
アワビ、やわらか~い! 貝類の旨みって良いですね。さて、夏なのに「冬トリュフ」とは...?

答えはオーストラリア産。そう、南半球は今、冬でトリュフの旬なのです。だから黒いし、香りもフォアグラに乗ってたサマートリュフとは段違い! 出てきた瞬間、「あれ?黒い?しかも香りが・・・」と、サプライズ。やっぱトリュフっていーなー♪

●仏産ビュルゴー家のシャラン鴨キュイスのコンフィとアリコ・ブランの煮込み  現代風"カスレー"仕立て フォアグラのエミュルション・ソース
名前ながっ(笑) HPからコピペです。鴨ってやっぱ素材がストレートに出ますね~。窒息鴨は鉄分たっぷり。鴨界のコントレックス(意味不明)。濃厚な赤ワインのソースとの相性も抜群。カスレは写真ではボケちゃってますが、味はしっかりとエッジきいてます!

●レモンのプリンとライチのシャーベット
マダムと喋りながら、思わず「あ、これ美味い」とフツーに口から言葉が出ました。さっぱり~。

●季節のフルーツのクレープ包み マンゴーのグラス添え 冷たいグラタン仕立て(僕チョイス)
ぷにょんとしたクレープとカスタード、そして上のマンゴーの熟成具合がたまらん!

●アールグレイのパルフェとマカロナードのフィアンティーヌ 練乳のムース添え 赤ワインのキャラメルソース(相方チョイス)
アールグレイって偉大。そりゃピカード艦長@スタートレックも好んで飲むわ。ちなみに、記念日なので、チョコメッセージ書道家(嘘)Kさんの達筆でメッセージ入り。ありがとー♪

●プティフール3種

あー食べた食べた。食べ過ぎました。印象に残ったのはやっぱりアワビかな~。っつーかトリュフ。あとはメインの鴨か。でも口直しのレモンのプリンも、量があったらデザートとしても通用するくらいレベル高いです。

20070715rusettohana.jpg今回、かなり香りが強めのものがドーンと来たので、体調が優れなかった相方は途中でバテてましたが。でも、やっぱりフレンチらしくて良いんですよねー。という訳で、冬のジビエコースも行かねば~。

あと、記念日ってことで、花束いただきました! 葉っぱのくるん♪が可愛いです。シェフ、マダム、スタッフの皆さん、ありがとうございます! Oさん、ソムリエ試験頑張れ~!

20051218rusettogaikan.jpg   店名:ルセット >>HP
住所:神戸市中央区山本通2-2-13
   シルクハイツII B1F >>地図
アクセス:各線三宮駅から徒歩10分
電話:078-221-0211


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『ルセット』でディナー

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通常のディナーは初訪問。昼でも前菜・メイン・デザートと、ほぼ同じものがオーダーできますが(一部ディナー用プリフィクスもあります)、夜はメインの量が少しアップ、アヴァンデセールもつきます。また、アミューズは大幅にグレードアップ。夜の北野坂の雰囲気もありますし、個人的にはアミューズや前菜などが好きなので、納得できる価格です。

続きはオールアバウトで。

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  店名:ルセット >>HP
住所:神戸市中央区山本通2-2-13
   シルクハイツII B1F >>地図
アクセス:各線三宮駅から徒歩10分
電話:078-221-0211


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『ルセット』でランチ

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■値上がりなれど、コスパ良し

 この2ヶ月で3回目となる訪問。今回は4人でランチに訪問です。今回も料理の味はもちろん、サービス面でも楽しめる訪問となりました。

今回から少し値上がりしてます。2940円(税込)のA.saisonが3000円(税込)に。キリのいい数字にしたんでしょうね。まぁ、60円ですから、それほど気にすることはないでしょう。それと、メニューが綺麗になってます。今まで喫茶店のメニューのような感じで、この上品な内装なのに...と思ってたのですが、これで解消。白を基調としたシンプルなデザインで雰囲気にも合ってます。

■料理構成

メニューの中身の方も、季節が変わったので新しいメニューが何点か追加。今回はそのメニューを中心にいただきました。それにスープを追加しました。食べたメニューは下の通り。一番上に書いてあるのが、僕のオーダーしたものです。

●アミューズ:フルーツトマトと生ハムのひとくちピザ
●前菜(一品を選択):
 ・オマール海老とツブ貝のタルタル フヌイユ風味ガトー仕立て コライユのレムラードとラディシュのア・ラ・グレック添え(+500円)
 ・阿寒湖産ドナルドソン・サーモン(虹鱒)のグリエ コンソメ・ジュレのラビオリ仕立て アボガドのムースとレフォールのクリーム ブリニ添え
 ・根室産タラバ蟹とオニオンコンフィのグラチネ オレンジフラワーの香り タマリンド風味の赤ピーマンのクーリー サラダ・プランタニエと共に
 ・本日市場よりの海の幸たっぷりサラダ ハーブ風味
●スープ(一品を選択):(+300円)
 ・ポルチーニのポタージュ
 ・蕪のポタージュ
●メイン(一品を選択):
 ・仏ブルターニュ産パンタード(ほろほろ鳥)のプレゼ 香り高いブイヨンとディジョンマスタードのソース
 ・仏シャラン産鴨胸肉のロースト 7種のスパイスと蜂蜜ヴィネガー風味ソース
 ・和牛頬肉のドーブ 柔らか赤ワイン煮込み ポンム・ピューレ入りリガトーニ添え
 ・豪産シャロレ種 仔牛ロース肉のポワレ ピエ・ド・コションとレモンのサレ風味の粒マスタードソース
●デザート(一品を選択):
 ・ブラン・ブラン・マンジェ
 ・アールグレイのクリームブリュレと、れん乳のアイス
 ・紫芋のモンブラン 有機サツマイモのグラスとスイートポテトと共に
 ・ミロワール・オー・ショコラ
●プティフール:マドレーヌとパート・ド・フリュイ

■相変わらず素晴らしい料理

アミューズはひとくちピザ。まごうことなきピザです。この数日前にデリバリーピザを頼みましたが、やはりピザはできたてに限りますね。

前菜は料金を追加してオマールとツブ貝をチョイス。メインとなるのはタルタルですが、上の海老の味、ツブ貝の食感、タルタルに使われた海老味噌の風味など、どれをとっても素晴らしい一品。味噌の風味も強すぎず弱すぎずのちょうどいい塩梅でした。そして少し口がしつこくなってきたところにラディッシュ。酢漬けにされているので、さっぱりと口をリセット。非常にバランスのいい一品でした。サーモンも一口もらいましたが、こちらはたん白なサーモンを使っているとのこと。しかし、決して味が淡白なのではありません。牛で言うと、おいしい赤身の牛を食べているような、サーモン自体の旨さ。上にはジュレを綺麗に乗せてあり、見た目も良い一品です。

スープはポルチーニを。体が温まる、香り高いスープ。蕪のスープもおいしかったけど、ポルチーニ好きの僕としてはやはりこちらです。

メインには、ほろほろ鳥をいただきました。写真右奥にあるのはほろほろ鳥の骨でとったコンソメスープ。マダムから「すごく濃い味ですけど」と説明がありましたが、本当にその通り。でも、おいしいんです。いやみがない濃さ。こういう味の濃さが一番好きです。肉はナイフがいらないくらい柔らかく、骨からもスルッと取れます。味ももちろんおいしいし、量もあります。ちょうど初もののたけのこシーズンで、付け合せに出てきたのも嬉しかったです。

■新作パンも登場

そうそう、今回は自家製パンの新作もありました。くるみパン。こちらは薄皮タイプの軽い食感。味はもちろんおいしい。いつもの、麦のしっかりしたパンもいいですが、軽いパンも出てくるようになり、選択肢が増えて嬉しいです。

■新作デザートも

デザートはブラン・ブラン・マンジェです。ココナッツのブランマンジェと、ホワイトチョコレートのミルフィーユ。最初にブランマンジェの方を食べてみると、割とあっさりめ。しかし、ミルフィーユのホワイトチョコの方が濃いので、結果としてバランスが取れています。そして、感動したのが、アールグレイのクリームブリュレ。マダムが「今まで来られてて、けっこう色々食べておられますので、別のものでアールグレイのものとかもお作りできますけど。今から作れば間に合いますので」と仰ってくださいました。というわけで、できたてのブリュレです。盛りも独創的でかわいい。キャラメリゼした部分をれん乳のアイスとフルーツの上に乗せてあります。アールグレイの香りと味が心地よい一品でした。何よりも、そのサービス精神に感動です。

あとはいつも通り、プティフールとハーブティーをいただいて終了。ホント、幸せになれるレストランです。

20051218rusettogaikan.jpg   店名:ルセット >>HP
住所:神戸市中央区山本通2-2-13
   シルクハイツII B1F >>地図
アクセス:各線三宮駅から徒歩10分
電話:078-221-0211


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『ルセット』でランチ

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20060109rusettoputelifu-ru.jpg■落ち着いて訪問

 前回の訪問から一ヶ月未満で訪問。今回もランチに2人です。前回はクリスマスシーズンで、やや慌しかったのですが、今回は年明けということで、落ち着いて訪問。コースはランチのAコース(2940円)です。

■料理構成

今回のチョイスは以下の通り。全体を通して、非常に満足できました。
●アミューズ:エスカルゴの香草ココット焼き
●前菜:(一品を選択)
・本日市場よりの海の幸たっぷりサラダ ハーブ風味
・オマール海老と有機野菜のコンフィ モザイク仕立てのテリーヌ
●スープ(300円で追加):蕪のポタージュ
●メイン:(一品を選択)
・本日市場よりのお魚料理 シェフスタイル
 舌平目とタラバガニを野菜で巻き、ソースアメリケーヌとシャンパンの2色のソースで
・豪産シャロレ種仔牛ロース肉のポワレ ピエ・ド・コションとレモンのサレ風味の粒マスタードソース
●デザート:(一品を選択)
・洋梨のコンポート カルパノチョコのソルベと パート・フィロのフィアンティ-ヌ 
・紫芋のモンブラン 有機サツマイモのグラスとスイートポテトと共に
●プティフール:しょうが風味のマドレーヌと、バナナ風味のトリュフチョコ

アミューズはエスカルゴ。エスカルゴといえば、バジルとバターのソースと決まっていますが、このお店のものはニンニクをたっぷりきかせて、なんとトマトで味付けしてあります。珍しい。珍しいけど、いや珍しいから好きです。味の方も少し酸味がついて、食欲増進してくれます。

■まさに「たっぷり」サラダ

前菜はサラダとテリーヌ。サラダ、すごいですね。よこわ、かんぱち、たこ、いか、えび...本当に「たっぷり」サラダです。そして、それぞれの素材が酸味の強いドレッシングに負けてない。見た目も量も味も満足できる一皿です。テリーヌの方は、つなぎを使わず、野菜を巻いてプレスしてあるもの。直球勝負ですね。味は...やや弱め? ひと口しか食べてませんけど、もう少し何か欲しいかな。それぞれの素材自体はおいしいので、素材を味わうには十分ですが、もうひと味、なにか欲しい気がします。

スープは前回のポルチーニか、蕪のポタージュ。今回は後者をチョイス。見た目、きれいですね。味もポタージュなんだけど、確かに蕪。蕪のスープってどうなんだろうと心配でしたが、これなら安心して飲めます。

■ひと味違う盛り付け

メインは悩んだ末に牛と本日の魚を。レストランで牛食べるなんて珍しいんですけどね。大きめの四角い皿にバランスよく盛られた牛。『ル・ポンドシエル』の血統を感じる、美しい盛りですね。味は、すごく食べやすい皿、というのが第一印象。「ピエ・ド・コション」は豚足、「サレ」は塩辛い、の意。やや塩辛いですが、日本人にはなじみやすい味です。

魚は、マダムの説明を受けて、すごく興味をそそられたので、本日の鮮魚にしました。本来は舌平目とカニではなく、エビらしいのですが、前菜にエビが入っていたのでカニに変更。嬉しい気遣いです。そして作り置きではできないワザ。いろいろ感心させられてしまいます。味の方もすばらしい。噛むとジュワッとうまみが染み出してきます。塩はこちらもやや強め。僕としては、アメリケーヌソースは塩強めでないとと思うので、これくらいが好きです。

■目でも舌でもお楽しみ

デザートはいちぢくのコンポートが切れてしまったので、洋梨に。それと紫芋のモンブラン。両方ともすごい見た目の美しさ。『ポンドシエル』の装飾美をしっかり継いでます。洋梨の方のチョコはすごく濃い。そしてなめらか。『ル・ピリエ』といい、最近、ショコラティエの作るできあいのチョコより、レストランで食べるチョコの方がおいしい気がします。洋梨もしっかりした甘さで、このチョコとのバランスが取れています。

モンブランは絶対おすすめのデザートです。紫芋をつかっているので、あっさりめのモンブランですが、甘みはしっかり。中はメレンゲを使ってあり、味がくどくならず、食感のコントラストにもなっています。グラス(アイス)はリキュールが強めでサッパリしてます。そしてスウィートポテトの焼き菓子。手作りの味です。甘くて、ちゃんと詰まってて、それでいて固くない。バランスよく盛られた3品で大満足でした。

プティフールはマドレーヌとチョコ。隣のテーブルはパート・ド・フリュイだったので、前回と同じにならないよう気遣っていただいたのでしょうか。しょうが風味も『ポンドシェル』のピエール・ゲイの流れでしょうか。ハーブティーと共に、両方ともおいしく頂きました。

■これぞレストランでしょう

全体として、本当に満足できるレストランです。料理は一つがすごくおいしい、というのではないです。たとえば料理と好みがバッチリ合ったときの味や火入れだけなら、『ヴァリエ』の方が上かもしれません。ここは全体的においしいタイプのお店だと思います。でも、ビストロならともかく、レストランでは料理の見た目ってやっぱり大事です。目で、舌で、鼻で。そして気さくなマダムとの会話、口で、耳で、五感の全てを満足させてくれるレストラン。

今回、サービスはマダムが一人で担当。2時間くらいかけて食事してたのに、全然待たされた感じがしませんでした。しっかり目を配り、会話も交えつつ、うまくさばいておられます。話すときも低姿勢で、すごく真面目な方だなーと感じます。お客さんの年齢層も比較的高く落ち着いていますし、地元の人に愛されている感じがします。

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  店名:ルセット >>HP
住所:神戸市中央区山本通2-2-13
   シルクハイツII B1F >>地図
アクセス:各線三宮駅から徒歩10分
電話:078-221-0211


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『ルセット』のランチコース

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「プロ」「プロフェッショナル」...その道に秀でた人に対して使われる言葉ですが、アマチュアとの違いは、といえば[責任感]にあるのだと思います。そして、このお店は間違いなく「プロフェッショナル」のフレンチです。今回は2名で訪問。

まずは内装。神戸のフレンチといえば今は亡き『ジャン・ムーラン』系がまず思い浮かびます。『ペルージュ』『シェ・ローズ』『ル・フェドラ』『ジャンティ・オジェ』『ヴェリテ(閉店)』...これらの店の内装はほぼ共通してます。白を基調とし、明るいベージュ系のウッディな内装。しかし、このお店はもっとクラシカル。まず木の色がブラウンです。クロスは白の上にオリエンタルブルー系の2枚重ね。あまり明るい色使いだと落ち着かないものですが、ここは落ち着いて楽しめます。席につくと、サービスプレートの上にはかわいくブルーのリボンが巻かれたナプキンが。お店自体は約30席の小さなお店なので、気後れすることもありません。クロークもしっかりしたもの、トイレもなぜか歯ブラシセットと紙コップまで置いてある。高級感とくつろぎやすさをうまくミックスさせた、いい内装です。

シェフは大阪の『ル・ポンドシェル』で修行後、1990年に『レシピ』をオープン。『ルセット』の隣だから、中は繋がってるのかな? そして2000年に『ルセット』開店。このお店自体はまだ5年くらいなんですね。しかし、料理・サービスとも本当に素晴らしい。

料理は2940円のコース。300円でポルチーニのスープが追加できるとのことなので、それもオーダー。アミューズ・前菜・スープ・メイン・デザート・プティフールで3240円のコース。この雰囲気・構成でこの値段は本当にリーズナブル。各料理は次の通り。

●アミューズ:ハモンイベリコ・ベジョータを使ったミニクロワッサン
●前菜:(一品を選択)
・車海老と北寄貝のショーフロワ コンソメゼリー寄せ "ラ・ピラミッド" 温度卵と赤ピーマンのコンフィ添え カルダモン風味
・根室産季節の蟹とコライユのムース、トマトとアボガドのミルフィーユ "ラルク・アン・シエル"
●メイン:(一品を選択)
・前浜産ひらめのポワレ マニゲットとクミンのソース コロンボデュ-風味 茄子のチュイールとアリッサ添え
・和牛頬肉のドーブ 柔らか赤ワイン煮込み ポンムピューレ入りリガトーニ添え
●デザート:(一品を選択)
・苺のクレームとフロマージュブランのソルベ ココット仕立て 銀の飴糸を纏って
・ミロワール・オー・ショコラ
●プティフール:焼菓子とオレンジのパート・ド・フリュイ

ここの料理システム、神戸のこのレベルのレストランにしては少し変わってます。基本的にプリフィクスで、メインが1皿で2940円、メイン2皿で4725円~。プリフィクスと言っても、かなりの種類の中から選べます。で、料理によって1000円~の追加料金、というもの。個人的にはわかりやすくて嬉しいです。料理の名前は長いけど。300円という気軽な値段でスープが追加できるのもいいです。お客・お店の双方にとって、わかりやすく、また満足できるシステムだと思います。

アミューズはミニクロワッサン。ひと口で頂きます。少ししっとりした生地にハムの旨み、そして塩気がしっかり。見た目もかわいいし、味にも満足。この寒い季節なら、温めてあると更に嬉しいかも。

前菜。僕は"ラ・ピラミッド"をオーダー。まず見た目に華やか。その名の通りピラミッド状にしたゼリー寄せには海老もたっぷり。見た目より食べ応えがあります。味もしっかりパンチの効いたもの。塩加減も好みです。温度卵とは、いわゆる温泉卵ですね。そして赤ピーマンのコンフィもおいしい。やわらかく煮てあって、面白い食感。なのにしっかりパプリカの味。こういう食べさせ方もあるんだ、と感嘆。

追加オーダーしたポルチーニのスープ。ポルチーニ好きの僕としてはハズせません。出てきた瞬間にポルチーニの香りが沸き立ちます。味は予想通りにおいしい。スープ自体も泡立ててあり舌触り、のど越しともなめらかでした。この時点で今日は絶対おいしいと予感。

パンもおいしいです。ずっしりとした重量感のある、麦と全粒粉の香りが素晴らしい。食感ももちもちとして、皮の厚さも好み。「どこのパンだろう?」と思ってたら、自家製らしいです。神戸にはパン屋、ベーカリーがいっぱいありますが、そこで売れるレベル。同行者は「パンのおいしいレストランは料理もおいしい」という自論を持っていますが、ここに関しても当てはまります。

メインは魚で、平目のポワレ。こちらも香り高いカレー風味のソース。付け合せがシェイカーのような形に小さくカットした人参、そしてブロッコリーなど緑のもの。茄子のチュイールで高さを演出しています。肉の方もひと口頂きましたが、柔らかく味もしっかりと牛の旨みがあって美味。ワインの香りも程よく、こちらも盛り付けがキレイです。しかし赤ワイン煮をガラス皿で、とは珍しいですね。

デザートは、ミロワール・オー・ショコラにフロマージュブラン。両方ともビックリするぐらいのおいしさ。いつも食べてるパティスリー、ケーキ専門店と変わらないレベルのものです。ミロワール・オー・ショコラは『グレゴリー・コレ』の"アプソリュ"のようなもの。プラリネ(ナッツのペースト)のムースとショコラのムースの2層ものですね。薫り高く、そしてしっかり甘く、本当においしいです。ケーキ屋との違いは、と言えば固いこと。ケーキは持って帰ったりするので、どれだけドライアイスを入れていても柔らかくなります。しかし、レストランなら違う。思ったとおりの温度、つまり固さで出せます。そういう意味で、これはレストランのデザート、ですね。

フロマージュ・ブランもいただきましたが、こちらも専門店と遜色なし。というか、飴糸の美しいデセールがある分、上でしょうね。牛乳とチーズ自体もしっかりした味で、そこに少し飴糸を崩して食べるとシャリシャリとして食感も楽しい。ちょっと飴多いけど、見た目の美しさのためにはこれくらい惜しみなく、といった感じでしょうか。

最後にプティフール。焼き菓子はやや固めの一般的なもの。あまり甘くはないです。特筆すべきはオレンジのグミのような食感のもの。周りには砂糖がまぶしてあるのですが、中のゲル状の部分はすごく酸味が強い。『カランドリエ』でプティフールを食べたときは、こんなに甘いものいらない...と思ったものですが、これなら口をすっきりさせるという意味でも嬉しい。食後の飲み物にはコーヒー・紅茶・エスプレッソ・ハーブティーの4種類より。このハーブティーも口をさっぱりさせてくれて、本当においしかったです。

このお店のサービスはシェフの奥様と、若いかわいい感じの女の子が担当。このマダムが素晴らしい。途中、魚を運んで来た女の子が皿を置き間違える+料理名を間違える、ということがあったのですが、後から肉を運んできたマダムがすかさずフォロー。よく遠くから聞こえたなーと思いました。こんな感じで、本当によく気付く方ですし、お話も丁寧で上手。内に厳しく、外に優しいマダムという印象。「僕がこのお店の顔」という責任感、プロフェッショナルを感じました。

全体に、このお店は本当しっかりしている。それはお店のホームページを見ても同様。料理もすべて網羅してあり、ワイン、場所など、すごく情報が整理された見やすく、(一応web関係の職業である僕が見ても)わかりやすいページ。シェフのブログもあって、すごく楽しい。料理の味、盛り付けや内装のセンス、サービスはもちろん、経営方針自体にも好感の持てる、素晴らしいお店でした。

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  店名:ルセット >>HP
住所:神戸市中央区山本通2-2-13
   シルクハイツII B1F >>地図
アクセス:各線三宮駅から徒歩10分
電話:078-221-0211


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